2026年8月10日|通信業界ニュース

KDDIの一部副回線サービスが8月末終了予定|法人BCPの確認点

KDDIと沖縄セルラーは、au/UQ mobile利用者向け「副回線サービス」のうち、個人・法人共通の一般プランを2026年8月31日に提供終了する予定です。新規受付は2月25日に終了しています。

法人専用の「タイプS」「タイプD」は提供継続と案内されています。利用中のプラン名を確認し、終了対象かを契約単位で判断することが重要です。

この記事の要点

  1. 何が起きたか
  2. 法人利用への影響
  3. 比較時に確認すべきポイント
  4. らくらくどこでもWi-Fiが向くケース
  5. 注意点と公式確認事項

何が起きたか

KDDIの告知では、終了対象は個人・法人共通の「一般プラン」です。法人専用のタイプS(ソフトバンク回線)とタイプD(NTTドコモ回線)は継続されます。一般プラン利用者には、終了日や法人専用プランへの移行手続きが別途案内されるとしています。

副回線サービスは、主回線がつながりにくい時にスマートフォンのeSIMを別事業者回線へ切り替える仕組みです。JAPANローミングや衛星直接通信、ポケットWiFiとは対象端末・利用条件・切替方法が異なります。

法人・店舗・現場・イベント・出張利用への影響

法人管理部門

一般プランと法人専用プランが混在していないか、回線台帳と請求明細を照合します。終了対象は代替手段と切替期限を担当者ごとに明確にします。

店舗・現場

スマートフォンの副回線だけでは、POS、PC、タブレットなど複数機器を一括接続できない場合があります。止められない機器ごとに予備回線を決めます。

イベント

当日の混雑や建物条件で通信品質は変わります。eSIMの切替手順だけでなく、別回線のポケットWiFiや有線回線を含めて事前テストします。

出張・営業

対応端末、eSIM設定、データ容量、速度、海外利用可否を確認します。本人任せにせず、切替手順と問い合わせ先を短い手順書にします。

比較時に確認すべきポイント

1. 契約名と終了対象:「副回線サービス」という名称だけで判断せず、一般プラン、タイプS、タイプDのどれかを確認します。

2. 守る機器:スマートフォン1台を守るのか、POSやPCを含む複数機器を守るのかで、eSIMとポケットWiFiの適性が変わります。

3. 回線の独立性:主回線と予備回線が同じ通信事業者や同じ電源に依存していないかを確認します。

4. 切替と復旧手順:障害時に誰が判断し、どの設定を変更し、いつ主回線へ戻すかを実機で試します。

5. 容量・速度・料金:副回線は主回線と同じ容量や速度を保証するものではありません。必要業務を絞り、最新の提供条件書を確認します。

複数機器をまとめて接続する予備回線

らくらくどこでもWi-Fiが向くケース

らくらくどこでもWi-FiのようなポケットWiFiは、店舗や仮設事務所、イベント会場で、スマートフォン以外のPC、タブレット、POSなどもまとめて接続したい場合の候補です。端末を持ち運べるため、拠点や担当者の変更にも対応しやすい特徴があります。

ただし、主回線と予備回線の組み合わせ、利用場所の電波、同時接続台数、通信容量、給電、契約・返却条件を確認する必要があります。副回線eSIMとポケットWiFiは競合ではなく、守る端末と業務に応じて役割を分けると実務的です。

注意点、公式確認が必要な点

  • 2026年8月31日は公式案内上の予定日です。利用中の契約に届く案内と最新公式ページを確認してください。
  • 法人専用プランは継続案内であり、KDDIの副回線サービスがすべて終了するわけではありません。
  • 副回線サービスは申込み、対応スマートフォン、eSIM設定などの条件があります。モバイルルーターが対象とは限りません。
  • 料金、容量、速度、対象端末、切替方法、提供エリア、契約条件は変更される場合があります。
  • 障害時の接続や通信品質を保証する仕組みではありません。複数の連絡・接続手段と訓練を用意してください。

法人の予備回線相談

止められない機器から、予備回線を整理しましょう

利用場所、接続機器、必要台数、通信量、開始日を整理すると、eSIMとポケットWiFiの役割を比較しやすくなります。

法人向けWiFiを相談する ポケットWiFiを比較する

参照した公式情報

契約変更前に各社の最新情報をご確認ください

本記事は2026年8月10日時点の公式発表・案内をもとに編集しています。終了日、移行手続き、料金、提供条件は更新される場合があります。