2026年8月24日|通信業界ニュース

楽天モバイルのKDDIローミング一部継続|法人のエリア確認ポイント

楽天モバイルは2026年8月12日、KDDIとの国内ローミングについて、楽天回線によるカバーに時間を要するエリアでは10月以降も継続し、十分にカバーできているエリアでは縮小していく方針を発表しました。契約に関する協議は継続中とされています。

全国で一律に終了または継続するという発表ではありません。法人利用では、利用拠点ごとに最新エリアと実際の通信状況を確認することが重要です。

この記事の要点

  1. 何が起きたか
  2. 法人利用への影響
  3. 比較時に確認すべきポイント
  4. らくらくどこでもWi-Fiが向くケース
  5. 注意点と公式確認事項

何が起きたか

楽天モバイルの公式発表では、KDDIとのローミング契約は詰めの協議中であり、楽天モバイルがカバーに時間を要するエリアは2026年10月以降もローミングを継続する一方、十分カバーできているエリアでは縮小していくと説明されています。

楽天モバイルの公式エリア案内では、自社の楽天回線エリアと、au回線を利用するパートナー回線エリアが案内されています。ローミングの対象やエリアは段階的に変わる可能性があるため、過去のエリア情報だけで判断しないことが大切です。

なお、今回の発表は通常時のパートナー回線ローミングに関するものです。大規模災害や通信障害時に携帯各社が一時的に他社網を提供する「JAPANローミング」とは別の仕組みです。

法人・店舗・現場・イベント・出張利用への影響

法人の複数拠点

本社で通信できても、支店・倉庫・地方拠点で同じ結果になるとは限りません。所在地ごとに最新エリアと屋内通信を確認します。

店舗

POS、予約端末、キャッシュレス決済の主回線として使う場合は、営業時間帯の混雑や建物内の電波も含めた事前テストが必要です。

建設・屋外現場

現場の移動や工期中のエリア変更を想定し、着工前だけでなく利用開始時にも通信確認を行います。

イベント・出張

短期利用先では住所だけでなく、会場内の場所、同時接続数、来場者による混雑も品質に影響します。予備手段を用意します。

比較時に確認すべきポイント

1. 利用場所:都道府県単位ではなく、住所、建物の階、地下、屋内外、移動経路まで分けて確認します。

2. 接続する回線:自社回線とパートナー回線のどちらにつながる想定か、最新の公式エリアマップと端末表示で確認します。

3. 端末の対応:対応周波数、5G・4G、SIM・eSIM、モバイルルーターの対応状況は製品ごとに異なります。

4. 実地テスト:エリア内の表示は通信品質を保証するものではありません。業務時間帯に実機で速度、安定性、再接続を試します。

5. 回線分散:止められない業務では、主回線と予備回線が同じ設備や同じ障害原因に依存しすぎないかを確認します。

拠点・端末をまとめる予備回線

らくらくどこでもWi-Fiが向くケース

店舗、イベント、仮設事務所、出張チームなどで、PC・タブレット・POS端末をまとめて接続し、回線を持ち運びたい場合はポケットWiFiが候補になります。スマートフォンの契約変更とは分けて、業務用の接続手段を用意できます。

ただし、複数回線対応をうたうサービスでも、常に任意の回線へ接続できることや、混雑・障害時の接続を保証するものではありません。利用場所、対応回線、通信容量、速度制御、同時接続台数、給電、契約・返却条件を申込前に公式窓口で確認してください。

注意点、公式確認が必要な点

  • 楽天モバイルとKDDIの協議状況、10月以降の対象地域、切替時期は更新される可能性があります。
  • 「一部継続」は全国一律の継続を意味せず、「縮小」も全国一律の終了を意味しません。
  • 通常時のパートナー回線ローミングと、災害・障害時のJAPANローミングは別の仕組みです。
  • 公式エリア内でも、建物、地下、地形、端末、時間帯、利用者の集中により通信品質は変わります。
  • 料金、キャンペーン、対象端末、対応回線、容量、速度、契約条件は申込・契約変更前に公式情報を確認してください。

法人のエリア・予備回線相談

利用場所ごとに、止められない通信を整理しましょう

拠点住所、接続機器、必要台数、利用期間、通信量を整理すると、主回線とポケットWiFiの役割を比較しやすくなります。

法人向けWiFiを相談する ポケットWiFiを比較する

参照した公式情報

契約前に最新のエリアと提供条件をご確認ください

本記事は2026年8月24日時点の公式発表・案内をもとに編集しています。