2026年10月26日|海外出張・衛星通信
docomo Starlink Directが
豪州・NZ対応
NTTドコモは2026年10月23日、「docomo Starlink Direct」の国際ローミング接続にオーストラリアとニュージーランドを追加しました。米国、フィリピン、カナダと合わせて、対応国は5カ国になりました。
地上回線が届かない屋外での連絡・情報確認を補う選択肢ですが、音声通話は利用できず、国・地域や機種、設定にも条件があります。この記事では、法人出張・現地調査・屋外業務で準備すべき点を整理します。
この記事の要点
何が起きたか
ドコモの公式発表によると、2026年10月23日からニュージーランド全土とオーストラリアの一部地域を除く衛星直接通信エリアで利用可能になりました。海外で利用できる対応機種は、発表時点でSamsung Galaxy、iPhone 13以降、Google Pixel 9〜11の合計48機種と案内されています。
対象の料金プランでは申し込み不要・無料と案内されていますが、渡航先ごとの対応機種、最新ソフトウェア、docomo Starlink Directの利用設定、データローミング設定が必要です。LTE上空利用プランは対象外です。
法人・店舗・現場・イベント・出張利用への影響
豪州・NZの郊外移動やトレッキングを伴う出張で、地上回線の圏外時にメッセージ、天気、地図、位置情報などを確認できる可能性があります。
空が見える屋外での補助手段になります。建物内、地下、車内、森林や高層建物に囲まれた場所では利用できない場合があります。
都市部の屋内店舗や会場では、通常の現地回線、国際ローミング、海外用WiFiが基本です。衛星直接通信は決済・配信・Web会議の継続を保証しません。
音声通話ができない前提で、現地の緊急番号、集合場所、連絡優先順位、端末紛失時の遠隔ロックを出発前に共有します。
比較時に確認すべきポイント
1. 国・地域と行程:ニュージーランドは全土、オーストラリアは一部地域を除くと案内されていますが、衛星サービスエリアや地上回線の状況で利用可否は変わります。訪問先を行程単位で確認します。
2. 対応機種・ソフトウェア:国内で対応する端末でも渡航先では条件が異なる場合があります。会社支給端末ごとに型番、OS、SIM、必要な設定を確認します。
3. 利用できる機能:音声通話は利用できません。対応アプリやメッセージ機能も通常回線と同じ速度・機能を保証するものではないため、重要業務を一つの通信手段へ依存させないようにします。
4. 通常回線との役割分担:Web会議、クラウド業務、大容量ファイル送信は通常の国際ローミング、現地SIM、海外用WiFiを基本とし、衛星直接通信は圏外時の補助連絡に位置付けます。
5. 出発前の実務確認:利用設定とデータローミングを有効にし、対応アプリを更新します。現地到着後では更新できない可能性があるため、Wi-Fi環境があるうちに準備します。
PC・タブレットも含む業務通信
らくらくどこでもWi-Fiが向くケース
国内の店舗、現場、イベント、出張で、PCやタブレットなど複数端末の業務通信をまとめたい場合はポケットWiFiが候補です。短期拠点への持ち運び、固定回線開通までのつなぎ、主回線と別に持つ予備回線といった用途に向きます。
らくらくどこでもWi-Fiの海外利用可否や対象国、ローミング条件は、渡航前に公式窓口で確認してください。衛星直接通信、通常の国際ローミング、現地回線、海外用WiFiは役割が異なるため、使う端末と止められない業務から組み合わせます。
注意点、公式確認が必要な点
- 本記事は2026年10月26日に確認した公式情報をもとにしています。対象国・地域、対応機種、OS、対応アプリ、設定、料金は渡航前に再確認してください。
- 利用できるのは、対象国・地域で地上回線またはWi-Fiにつながらず、衛星との間に遮蔽物がない屋外など所定の条件を満たす場合です。
- 音声通話は利用できません。接続、速度、継続利用、すべての業務アプリの動作を保証するサービスではありません。
- 災害対応など公共のために必要と判断された場合や同時多数接続時には、利用が制限される場合があります。
- ポケットWiFiの料金、容量、対応回線、海外利用、発送、補償、解約・返却条件は、申込前に最新の公式情報で確認してください。
国内拠点・出張の回線相談
場所・端末・止められない業務から回線を整理しましょう
利用場所、日程、端末台数、決済やWeb会議の有無を整理すると、主回線と予備回線の役割を比較しやすくなります。
参照した公式情報
対象国・機種・機能は渡航前にもご確認ください
本記事は2026年10月26日時点で確認できたNTTドコモの公式情報をもとに編集しています。